CO2排出量:東京・霞が関で半減を 庁舎の建て替えで−−2050年目標

  • 2008/06/13(金) 00:00:00

 ◇コスト1割増
 財務省の「国有財産の有効活用検討有識者会議」(座長・伊藤滋早大特命教授)は12日、2050年に東京・霞が関官庁街の二酸化炭素(CO2)排出量を半減させることを目指す「霞が関低炭素社会」構想をまとめた。半減目標への第一歩として、今後5〜10年間に予定される内閣府や財務省などの庁舎建て替えに合わせ、高効率エネルギー設備の採用などを徹底し、庁舎からの排出量を現行比2割以上削減することを求めた。

 北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)を前に、政府が地球温暖化対策に力を注いでいる姿勢を示す狙い。

 構想はCO2排出削減策として、屋上緑化や断熱設備の導入▽太陽光発電や冷暖房用エネルギーの複数庁舎での共同利用−−などを求めた。

 温暖化対策の徹底で、庁舎の建て替え・改築時のコストは従来に比べ約1割上昇する見込みだが、財務省は省エネ効果などをアピールしたい考えだ。【清水憲司】

毎日新聞 2008年6月13日 東京朝刊